メタボと痛風

メタボと関わりが深い病気のひとつに痛風というものがあります。痛風とは字のとおり「風が吹いただけで痛い」というような病気で、ある日突然、足などの体の一部が激痛に襲われる感じの病気です。この発作は足の親指の付け根に現れる場合が多く、人によってはひじやひざ、かかとに現れるようなケースもあります。発作は短期間、長くて1週間から2週間程度も続き、その後は自然におさまっていきます。ところが発作が実際に起こらなければ治ったというようなことではなく、体内で進行している感じのケースも多くあります。治療をせずにそのまま放置しておくと痛風結節や、腎不全、腎障害、尿毒症など、命に関わる病気につながるリスクがあります。