しめの日程の諸説

しめの日程についてはこのような説もあります。15日は、28宿の鬼宿日に当たり、鬼が家にいて出歩かない日で何かをするには吉日とされていました。そして旧暦の11月は、収穫を終え、その実りを祝し、神様に感謝してお祭りする月であったため、11月15日に同様に、氏神様へ子供の成長を感謝して今後のご加護を祈るようになったといわれています。
ところが、しめも現在では特に11月15日にこだわらず、秋に入って家庭の都合のよい日を選んでお参りする事も多くなっています。そして、地方によっては旧暦の11月15日は今の10月15日に当たるため、1ヶ月早めてしめ参りをするところもあるみたいです。近ごろ一般的には、しめ参りに行く日付として、10月末から11月末ぐらいまでの土日祝日が最も多いようです。